【子ども向け】節分って何?由来や鬼のこと、今さら聞けない疑問はこれでバッチリ!

保育
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こんにちは、現役保育士のsakiです!

saki
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2月3日は節分の日ですね!

お子さん
お子さん

節分ってなに~?

「なんで鬼やっつけるの?」「なんで豆をまくの?」「なんで恵方巻を食べるの?」

子どもたちの「なんで?」攻撃がきっとくることでしょう…!

悩む人
悩む人

「節分」っていうのは知ってるけど、

なんて説明したらいいのかわからない…!

この記事では、保育園の先生たちお子さんを持つパパやママたちのために、

子どもたちにもわかりやすいような節分のお話をしていきます♪

節分とは?

節分は、「みんなが健康で幸せに過ごせますように」と願いを込めて悪いものを追い出す日です。

「鬼は外、福は内」と言いながら豆まきをすることで、悪いものを外へ出し、いいものを内に入れるという意味を込めています。

さらに詳しくお話ししていきますね。

節分はいつ?

節分のイラスト「タイトル文字」

節分は、立春の前の日と決まっています

節分は、漢字の通り季節を分ける」という意味です。

「立春」とは、「暦の上では春になる日」(2月4日頃)です。

節分はもともと立春」「立夏」「立秋」「立冬」すべての前日に当たる日に、年4回ありました

その中でも特に立春」は1年の始まりとして大切にされ今では立春の前日が節分として定着しています。

立春の日にちは地球と太陽の位置の関係により、毎年変わります

2022年の立春は2月4日ですので、節分はその前日の2月3日です。

ちなみに昨年2021年の立春は2月3日で、節分は2月2日でしたね。

節分は毎年2月3日にあるわけじゃなかったんだね!

ちなみに英語では、節分のことを「holiday for end of winter(冬の終わりの祝日)」というようですよ。

「冬と春の季節の分かれ目」という意味がわかりやすいですね。

なぜ鬼をやっつけるの?

「鬼」と聞くと、どんな姿を思い浮かべますか?

角が生えた、赤色や青色の怖い姿を想像するでしょうか。

もともとは、悪いもの」を「鬼」と呼んでいました

目に見えない「悪いもの」を「鬼」と呼んでいて、いろんなお話を通して今イメージするような姿になったのだとか。

昔から季節の変わり目には悪いものが入りやすいと言われていて、その悪い「鬼」をやっつけることで福を招き入れると考えられているのです。

なぜ豆をまくの?

節分のイラスト「豆まき 枡」

節分の豆まきは中国から伝わった風習と言われています。

豆は「摩滅(悪いものをやっつける)」に例えられるため、

豆まきをして鬼をやっつけることは「無病息災」つまり、病気や災害もなく元気に過ごせますように、と祈る意味があります。

豆まきをしたあとに芽が出て悪いものが育たないように、

豆は煎った豆を使うよ!

「魔の目を射る」に通じるみたい!

煎った豆は「福豆」と呼ばれているよ!

節分の日の飾りつけ

節分には柊鰯(ひいらぎいわし)を玄関に飾ります。

ひいらぎは、葉っぱがチクチクしていて鬼がとっても苦手なものです。

いわしは、においが臭くて鬼が遠ざかると言われています。

節分と立春の2日間は、焼いたいわしの頭葉が付いたひいらぎの枝にさして玄関に飾ることで、鬼が逃げていくことでしょう!

節分の日の過ごし方

節分の日はどのようにして過ごすのでしょうか?

豆をまく

節分といえば、なんといっても豆まきですよね!

「おにはそと!」「ふくはうち!」の掛け声も大切です!

子どもたちの中にもいろんな鬼がいるかもしれません。

「イヤイヤおに」「おこりんぼおに」「なきむしおに」などなど…

元気に豆まきをして、心の中にいる鬼をやっつけましょう!

☆注意!

ご家庭や保育園で豆まきをするときには、お子さんの年齢に合わせて大豆や落花生、新聞紙を丸めたものなど、安全や健康に注意しながら行ってくださいね。

豆を食べる

節分の豆を食べる子供のイラスト

豆を年の数だけ食べると無病息災、つまり体が丈夫になって病気になりにくいと言われています。

地域によっては年の数よりひとつ多く食べるところもあるようです。

大豆はとっても健康にいい食べ物だからね!

注意!!

2021年1月20日に、消費者庁より「食品による子どもの窒息・誤嚥事故に注意!ー気管支炎や肺炎を起こすおそれも、硬い豆やナッツ類等は5歳以下の子どもには食べさせないでー」というお知らせが出ました。

硬い豆やナッツ類は5歳以下のお子さんには控えてください。

その他の豆類も、十分に配慮してくださいね。

恵方巻を食べる

節分の日の夜に、その年の恵方(運勢判断で吉の方角)を向いて、願い事をしながら無言で食べきると、願い事が叶うと言われています。

恵方巻の太巻きには、七福神にちなんで7種類の具を入れるといいようですよ。

おまけ☆

保育園やご家庭でも使える、節分に関するおまけをご紹介します。

節分の歌

節分の日に歌える歌をご紹介します♪

①まめまき

「♪おにはそと~ ふくはうち~」という歌詞から始まり、楽しく豆まきの練習ができます♪

節分についても知るきっかけになるんじゃないかなと思います。

②おにのパンツ

小さい頃歌ったこともあることでしょう。

歌だけでなく、ダンスも楽しめる曲です!

「♪強いぞ~」のフレーズでこぶしを握り締め強いポーズを取る子どもたちはきっとかわいいですよ♪

鬼さんとも仲良くなれそうですね☆

節分の製作

節分で使える製作をご紹介します!

①鬼のお面

製作例

節分の日に子どもたちが鬼のお面をつけていたらとってもかわいいですよね♡

子どもたちが自分で作れるように、土台は画用紙や紙皿などで用意してあげてください。

子どもたちの年齢に合わせて、製作内容も変えていくといいですね。

製作の例を挙げるので参考にしてみてください♪

  • 鬼の顔を描く(目、鼻、口など)
  • 鬼の目をシールで貼る
  • 鬼の角を描く、貼る
  • 鬼の髪の毛をクレヨン、ペンなどで描く

②豆を入れる箱

ソース画像を表示
「ほいくびより」より

節分に欠かせない豆。

その豆を入れる箱を子どもたちが自分で作ったら、やる気もアップするのではないでしょうか!

箱は廃材の牛乳パックで作ることをおすすめします。

半分ほどに切ると、大きさもちょうどいいですよ♪

切った牛乳パックに折り紙や画用紙などを貼って土台を用意してあげてください。

製作の例を挙げますので参考にしてみてください♪

  • 折り紙を破って、のりで土台に貼る
  • ペンやクレヨンでお絵描きをする

黄色の土台にシマシマ模様をつけることで、鬼のパンツのような箱も作れるのでおすすめです!

節分のイラスト「トラ柄パンツ」

まとめ

いかがでしたか?

節分とは、「立春の前の日」で、冬から春になる季節の分かれ目の日であるということをお話ししました。

節分の日には豆をまいて悪いもの・鬼をやっつけて、いいもの・福を招きましょう!

節分の意味や由来を知って、楽しい節分の日を過ごしてくださいね。

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