こんにちは、現役保育士のsakiです。
実は私、コロナに感染してしまいました…
保育士だからこそ、これまで十分に感染対策には気を付けていたのに…
この記事では、現役保育士が新型コロナウイルスに感染してしまったお話をしていきます。
コロナ感染が発覚するまでの経過、症状、つらかったことなどすべてお話しします!
ちょっとしたお役立ち情報もお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
保育士としての日頃のコロナ対策
2020年にコロナが流行し始めた時期から、私はコロナ感染が怖くて人一倍感染対策には気を付けていました。
☆日頃のコロナ対策 ・手洗い、うがいはこまめに行う ・外出は必要最低限 ・外出先でのアルコール消毒は必須 ・お酒を飲むときは家飲み ・電車ではつり革に触らない ・人混みを避ける
ただひとつ、対策できていなかったと感じることがあります。
それは…
年度末から新年度にかけて仕事が忙しく、意識して休息を取ることができていなかったことです。
疲れが溜まり、免疫力が低下していたことは否めません…。
コロナ感染が発覚するまでの経過
コロナに感染するまでの経過についてお話しします。
①軽い頭痛、倦怠感あり ②その翌日の朝に38.0℃の発熱 ③抗原検査をすると薄い線が見えた…? ④夕方病院でPCR検査をする ⑤検査をした2日後に電話で陽性と伝えられる
①軽い頭痛、倦怠感
保育園で働きながら、軽い頭痛や倦怠感がありました。
慣らし保育で子どもたち大泣きしてるし、ずっと抱っこしてるからそれが響いているのかな?
と思っていました。
もともと片頭痛持ちで、多少頭痛があっても我慢して働いていたので、今回も我慢しようと頑張っていました。
その日は熱めの湯舟にしっかりと浸かり、早めに就寝しました。
②その翌日の朝に38.0℃の発熱
次の日の朝です。
体が熱く、体温を測ってみると38.0℃!
普段発熱することがないため、びっくりしました
すぐに上司と職場に連絡し、その日は休むことに。
単純に、新年度の疲れが出てしまったのかな?と思っていました。
③抗原検査をすると薄い線が見えた…?
抗原検査キットで検査をしてみました。
ちなみに抗原検査は、
「陰性」なら左に線が1本、
「陽性」なら左右両方に線が入ります。
15分経つと、右側にもうっすらと線が見えるような…。
まさか、コロナなんてことないよね・・・!?
ドキッ…としてネットで検索!!
「陽性の場合はしっかりと線が入る」とあったため、きっとこれは誤差の範囲だろう…と自分に言い聞かせました…
ただ、説明書には「薄くでも線が入った場合は陽性と判定してください」ともありました…。
どっちなの~~!?
とにかくPCR検査をしなくっちゃ!!
④夕方病院でPCR検査をする
病院に電話をすると、「予約がいっぱいだから」と予約が取れたのは夕方5時。
とても優しく問診をしてくれました。
「コロナかもしれない」と精神的に疲弊していたので、看護師さんやお医者さんの優しさに少し気持ちが楽になりました。
検査は唾液でした。
30分前から水分を取らないように言われていたため、唾液はカラカラ。
規定の量を取るまでに10分くらい時間がかかりました。
抗原検査の結果も伝えたのですが、
- 抗原検査では陰性が出ても陽性の場合もある
- 逆に抗原検査で陽性が出ても、陰性の場合もある
- そのため抗原検査はあてにしておらず、PCR検査の結果がすべてである
と言われました。
抗原検査で悪い予感はしたけど、最後まで陰性であることを信じよう…!!
☆ちなみに… 病院の近くにはいくつか薬局があったけれど、お医者さんがおすすめしてくれたのは 「日本調剤」でした。 コロナに感染してしまうと外出することができなくなりますが、「日本調剤」は自宅まで薬を届けてくれるサービスがあり、安心だからです!
⑤検査をした2日後に電話で陽性と伝えられる
検査をした2日後の午前中に、病院から電話があり検査結果を伝えられました。
結果は陽性。
とても信じられず、病院の方に2回も聞き返してしまいました(汗)
病院からは体調についてや今後の流れなどについて教えていただきました。
☆病院から伝えられたこと ・(私の場合軽症なので、)保健所からの連絡はなく、毎日病院からの電話で健康観察を行う。 ・発症日から2~3日前に、マスクなしで飲食をともにした人などがいれば濃厚接触者に当たるため、PCR検査を勧めること。 ・自宅療養期間は、発症日を0日として翌日から数え10日間である。 ・自宅療養期間が終わり、何の症状もなければ仕事復帰や外出などが可能。
コロナの症状
私はどんな症状があったのかをお話ししていきます
発症日
発症日です。
朝38℃の発熱がありました。
神経痛や倦怠感もあり、全身がつらかったです。
朝・昼と解熱鎮痛剤を飲みましたが、熱は全然下がりませんでした。
病院に行くにも、やっと体を起こして向かいました。
夜病院から処方された薬を飲むと、平熱に戻り、体もそこまでつらくはなくなってきました。
1日目
朝起きて体温を測りますが、平熱です。
神経痛は残っていて、主に腕がピリピリするのがつらかったです。
鼻詰まりと痰の症状がありましたが、気になるほどではありませんでした。
少しだけ倦怠感がありましたが、起き上がることはできました。
でも、布団に横になっている時間がほとんどでした。
熱は1日を通して平熱でした。
2日目
1日を通して平熱でした。
倦怠感はありましたが、仕事に行こうと思えば行けるくらいの元気はありました(笑)
3日目以降
2日目とほとんど体調は変わらずでした。
まだ少し神経痛が残ってはいるけれどあとは特に問題ありませんでした。
その後も特に悪化することはなく、回復していきました。
☆私のコロナの症状まとめ ・軽い頭痛、倦怠感 ・38℃の発熱 (その日のうちに平熱に戻る) ・のどの違和感、痰 ・鼻詰まり
「ただの風邪」と言われても納得できるくらい軽症でした
☆ちなみに…私が処方された薬 ・カロナール錠500:解熱鎮痛剤 (私はすぐに熱が下がったため、服用したのは1回のみでした) ・レバミピド錠100㎎「JG」:消化系に作用する (カロナールを服用すると胃が荒れることがあるため) ・カルボシステイン錠500㎎「JG」:呼吸系に作用する (痰を出しやすくしたり、気管支粘膜の修復を促したり。) ・トラネキサム酸錠500㎎「YD」:抗プラスミン剤 (のどの痛みや腫れなどの改善) ・ツムラ麻黄湯エキス顆粒:漢方薬 (体力がある人の感冒(風邪)に効果がある)
処方された薬も、コロナ用の特別なものはなく、一つひとつの私の症状に合わせたものでした。
新型コロナウイルスに感染してつらかったこと
新型コロナウイルスに感染してつらかったことをお話ししていきます。
①職場や多方面に迷惑をかけてしまったこと
なんといっても、自分の体調よりも、断然これがいちばんつらかったです…!
職場のスタッフに迷惑をかけてしまうこと、
子どもたちを濃厚接触者にしてしまったこと、
保護者の皆様にお子様の心配をさせてしまったこと、
保育園に預けることができずにお仕事に影響を与えてしまったこと
本当に頭が上がらないくらい申し訳ない気持ちでいっぱいでした…
「このご時世、かかってしまうのは仕方ない」
「お互い様だよ」
と優しい言葉をかけてもらいましたが、正直なところ職場復帰するのも怖かったです。
〈関連記事〉
≫コロナに感染してただでさえ大変な思いをしたのに、職場にお詫びの品を用意する必要ってある?
②一人暮らしで食料の買い出しに行けないこと
私は一人暮らしだったので、買い物に行けないのが困りました。
東京都の場合、自宅療養サポートセンター「うちさぽ東京」というサービスがあります。
無料で7日分の食料を届けてくれますよ!
〈参考〉
③人と会えない10日間
私は一人暮らしなので、家庭内感染の心配はなかったんですが…
誰とも会えない・話せない時間が続いたことが精神的につらかったです。
外出することもできないので、一人部屋の中で悶々と悪いことばかり考えてしまう日々…。
時々誰かと電話をするなどで話をすることは大切ですね
まとめ:誰がかかってもおかしくないコロナ
保育士ということもあり、日ごろから感染対策に気を付けてはいましたが、ついにコロナにかかってしまいました。
私の場合症状は軽症で、咳などコロナらしい症状はほとんどありませんでした。
保育園の職員、子どもたち、保護者の方々にまで迷惑をかけてしまったことが、何よりもいちばん心苦しかったです…。
気を付けてはいても、いつ誰が感染するのかわからないですね。
1日も早く新型コロナウイルスが終息することを祈っています。
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