こんにちは、現役保育士のsakiです!
子どもが全然寝なくてイライラしちゃう…
子どもの寝かしつけに時間がかかって仕事が進まない…
ずっと寝かしつけをしていても全然眠れないお子さん、いますよね。
何十分、何時間もかかってイライラしてしまったり、一緒に寝落ちしてしまって後悔したり…。
お子さんも、ママも保育士さんも、
誰も悪くないです!!
お子さんが入眠しやすい寝かしつけの方法を知っておくと、大らかな気持ちで対応することができますよ。
この記事では、現役保育士が実際に保育園の寝かしつけでもやっている方法をご紹介します。
もちろん個人差がありますので、お子さんに合う寝かしつけ方法を見つけてくださいね☆
☆この記事はこんな人におすすめ☆ ・子どもを早く寝かしつけたいパパママ ・子どもの寝かしつけ方で悩んでいる保育士さん ・現役保育士の寝かしつけのコツを知りたいパパママ
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まずは寝る前の環境をチェック!
寝かしつけ方を知る前に、寝る前の環境が整っているかチェックしてみましょう!
チェック①布団の周りに子どもが気になるものはないか
寝るときに、布団の周りにおもちゃなどの子どもが気になるものがありませんか?
せっかく寝るモードになっても、気になるものが目に入ると遊びたくなって目が冴えてしまいます。
おもちゃは寝室には置かないようにするか、見えないところに片づけておきましょう。
チェック②子どもの活動量は適切か
大人と同じですが、活動量が少なすぎたときには子どもは体力が有り余ってなかなか眠れません。
逆に、活動量が多すぎてしまうと気持ちが落ち着かずにハイになってしまうこともあります。
たくさん体を動かして体力を使ってほしいけど、疲れすぎるのも逆効果なのね!
ある程度体を動かして遊んだあとにおすすめなのが、頭を使うことです!
頭を使ったあそびとは、例えば
- パズル
- クイズ
- 塗り絵
などです。
クイズとは、「どっちに入っているでしょう?」「これは何の動物でしょうか?」など簡単なものでも大丈夫です☆
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チェック③寝る前に動画を見ていないか
ご家庭ではYouTubeなどの動画を見る時間もあるのではないでしょうか。
寝る前の動画はおすすめしません!
脳が興奮してしまって眠りにつきにくくなるからです。
大人と同じように、良い睡眠のために寝る前の動画は控えましょう。
チェック④部屋は適度な暗さにしているか
寝るときには室内の電気を消して暗くしましょう。
電気が消えて部屋が暗くなるだけで、子どもは「寝る時間だ!」というスイッチが入りやすくなります。
部屋を暗くしたのと同時に、大人の声も小さめにして「寝る時間」を演出しましょう!☆
子どもがよく寝る寝かしつけ方7選
それでは、子どもの寝かしつけ方をご紹介していきます。
すべての方法がすべてのお子さんに合うわけではありません。
いろんな方法の中から、お子さんに合った方法を見つけてみてください!
寝かしつけ方①子守歌を歌う
寝かしつけの定番ですが、子守歌を歌ってみましょう。
聞きなれたママや保育士さんの声はとっても安心します。
優しく落ち着いた声で歌ってみましょう。
歌詞は歌わず、鼻歌のようにメロディーのみをゆっくりめに歌ってみるのがおすすめです♪
寝かしつけ方②オルゴールをかける
子どもが眠りやすい環境を整えるために、オルゴールをかけることはおすすめです。
子どもがまだ眠りそうにないときでも、オルゴールをかけることで子どもは「寝る時間だ!」とスイッチが入るきっかけになります。
「オルゴールが聞こえてきたらお布団にゴロンしようね」とルーティンを作るのもおすすめです♪
寝かしつけ方③ゆっくりとトントンする
寝かしつけと言えば、「トントンすること」ですよね!
トントンをするときのコツがあります。
それは、子どもの呼吸に合わせてゆっくりとトントンすることです。
早く寝てほしくてトントンも早くしてた…!
大人の「早く寝てほしい」という焦りが伝わってしまうと、子どもはそれを感じ取ってなかなか眠れないもの。
ゆったりとした気持ちを持ってゆっくりとしたトントンを心がけてみてください♪
寝かしつけ方④手足をマッサージする
トントンだけでは寝ないお子さんや、布団に入っても動き回ってそもそもトントンをさせてくれないお子さんもいます。
そんなときには手足のマッサージをすることをおすすめします!
揉んだりさすったりするだけでだんだん手足が温かくなってきます。
手足が温かくなってきたら眠くなってきた合図☆
驚くくらいすんなり眠りについてくれます。
マッサージをして落ち着いたらトントンに切り替えるなど、落ち着くまでの方法としても使えます♪
寝かしつけ方⑤眉間やこめかみ、頭を優しくなでる
トントンをしても寝ない!
手足のマッサージも効かない!
そんなときには眉間やこめかみ、頭を優しくなでてあげてください。
手のひらで視界を覆うようにすると、子どもにとって気になるものが視界に入らず目を閉じやすくなります。
優しく、ゆったりとした気持ちでなでてあげてくださいね.
寝かしつけ方⑥体を密着させ安心できる体勢をとる
子どもは仰向けやうつ伏せ、横向きなどそれぞれに眠りやすい体勢があります。
布団の上でなかなか眠れずにそわそわしてしまうお子さんは、誰かとくっついたりぬくもりを感じたりすることで安心できることが多いです。
体を密着させて、子どもが安心できるような体勢をとらせてあげましょう。
だから「添い寝」っていう方法があるんだね!
ところがずっと添い寝をしていると一緒に寝てしまったり、時間がもったいないと感じてしまったりすることもあるかもしれません。
そんなときにはバスタオルやクッションなどで抱き枕を作ったり、自分の足を子どもの胸にくっつけたりして安心させてあげることもできます。
寝かしつけ方⑦子どもが満足感を得られるような語りかけをする
もしお子さんがまだ眠れないようでしたら、満足感を得られるように語りかけてみましょう。
- 今日はいっぱい遊んで楽しかったね
- ごはんたくさん食べてえらかったね
- 明日起きたら○○して遊ぼうね
このときにも、落ち着いた声のトーンでゆっくりめに話してみてくださいね。
いろんな寝かしつけの方法があることを知ろう!
寝る・寝ないは個人差があり、その日の体調や状況などによっても変わってきます。
前はうまくいったのに今日はうまくいかない…なんてこともしばしば。
「この方法しかない!」と思うのではなく、いろんな方法があることを知ることが大人の余裕に繋がります。
前述で紹介した寝かしつけ方をいくつか組み合わせてみることも効果的です!
まとめ:子どもに合わせた寝かしつけ方法でイライラ解決!
今回は、現役保育士が実際に保育園でも実施している子どもの寝かしつけ方についてご紹介しました。
子どもがなかなか寝ないとき、大人は焦ってイライラしてしまうこともありますよね。
寝かしつけにはいろんな方法があることを知っておくと、大らかな気持ちで対応することができます。
個人差やその日の体調などによっても変わってくるので、お子さんに合わせた寝かしつけ方を見つけてみてくださいね。
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