こんにちは、現役保育士のsakiです!
うちの子もそろそろトイレトレーニングを始めた方がいいのかな?
2歳児クラスの担任になった!
うまくいくトイレトレーニングの進め方を知りたい!
この記事では、たくさんの子どもたちを見てきた現役保育士のsakiが、
スムーズにいくトイレトレーニングの進め方についてお伝えしていきます!
うまくいかないときの対処法や、トイレトレーニングが楽しくなるおすすめのグッズまでご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください!
☆この記事はこんな方におすすめ☆ ・そろそろトイレトレーニングを始めたいと思っているパパママ ・2歳児クラスの担任になった保育士さん ・スムーズにいくトイレトレーニングの進め方を知りたい人
トイレトレーニングを始めるベストなタイミング
トイレトレーニングとは、これまでオムツで排泄をしていた子どもが、自分でトイレで排泄できるようになるための練習のことをいいます。
それではいつ始めたらいいのでしょうか。
トイレトレーニングは、「早く始めた方がいい」「遅いと悪い」というわけではありません。
子どもの成長や発達に合わせて無理なく進めていく必要があります。
始めるベストなタイミングは以下の通りです。
- オムツに排尿していないことが増えてきたこと
- おしっこを仕草や言葉で教えてくれること
- 子どもがトイレにしっかりと座り、排尿成功することが増えてきたこと
- 排尿間隔が2時間以上であること
スムーズにトイレトレーニングを進めるためには、この4つのことができるようになってからが望ましいです。
トイレトレーニングの進め方
トイレトレーニングの進め方について、詳しく見ていきましょう!
トイレに興味を持ってもらう
まずはトイレに興味を持ってもらうことから始めましょう。
「おしっこやうんちをするときにはトイレに行く」という認識を持ってもらうために、
- おしっこが出たからトイレに行こうね
- トイレでうんちきれいにしようね
など、日ごろのオムツ替えのときから声をかけておきしょう。
トイレに関する絵本を読むのも、トイレを身近に感じることができてとても良いですね。
〈関連記事〉
≫現役保育士が厳選!トイレが楽しくなる!トイレトレーニングにおすすめの絵本5選
トイレに慣れてもらう
トイレのことを知ることができたら、次のステップです。
おしっこが出なくてもいいので、トイレに誘い、便座に座ることに慣れてもらいましょう。
座っている間、一緒に10秒数えると楽しく座ることができます♪
10秒座ることができたら、「10秒座れたね!」とたっぷりと褒めましょう!
これを習慣化していくことが大切です!
例えば、
- 朝起きたとき
- お昼寝する前
- 外出前
- お昼寝から起きたとき
- お風呂に入る前
- 夜寝る前
など、決まった時間やオムツ替えの度にトイレに座るよう促し、習慣化していきましょう。
ただし、無理強いはNGです!
嫌がっているときや意欲がないときには無理に座らせる必要はありません。
無理強いしてしまうとトイレのことが嫌いになってしまい、トイレトレーニングが遠のいてしまいます。
便座に座らなくても、「トイレに座るんだな」と認識することができるので、嫌がっているときには誘うだけでOKです!
排尿間隔を把握する
トイレトレーニングを始める上でとっても大切な、排尿間隔を把握していきましょう。
具体的には、おしっこが出た時間(オムツを替えた時間)から次におしっこが出た時間(オムツを替えた時間)をチェックしておくことです。
最初は間隔が短くても、徐々に長くなっていきます。
トイレトレーニングを始めるには、排尿間隔が2時間以上になってからにしましょう。
排尿間隔が短いと、その分子どものトイレに行く回数が多くなり、ストレスになったりトイレに嫌悪感を抱いてしまうことが多くなってしまうからです。
楽しくトイレに誘う
排尿間隔が把握できたら、さっそく楽しくトイレに誘っていきましょう!
ただ「トイレに行こうね」だけではなく、子どもが自分から進んでトイレに行きたくなるような声かけを工夫していくといいですね!
〈声掛けの例〉
- 誰がトイレに行くのが上手かな?
- ママと○○ちゃん、どっちが速くトイレまで行けるか競争しよう!
- トイレでおしっこってどうやってすればいいのか教えて?
- 今日はどっちのパンツにする?
- ママ(パパ・先生)はこのパンツがおすすめだよ!
- 今トイレに誰がいるか見に行こうか?(壁に貼ったキャラクターなど)
子どもの性格ややる気に合わせて声掛けの仕方を工夫していきましょう♪
声掛けのバリエーションを知っておくと、子どもは楽しくて大人も楽になりますよ♪
トイレ前後の流れも習慣付ける
トイレは毎日のことですので、トイレ前後の流れも習慣付くようにしましょう。
- 自分でズボンを履く
- 排泄後、トイレットペーパーで拭く
- トイレの水を流す
- 自分でズボンを履く
- 終わったら手を洗う
もちろん最初は一人でするのは難しいので、大人が一緒にやってあげましょう。
少しずつ自分でできるようになったら、さりげなく援助してあげたり、声をかけてあげたりとフォローしながら徐々に一人でできるようになっていきます。
トイレトレーニングをするときの注意点
トイレトレーニングをするときの注意点をお伝えします。
☆トイレトレーニングをするときの注意点☆ ・無理強いをしない ・失敗を責めない ・家庭・保育園と連携する
一つずつ詳しく見ていきましょう。
無理強いしない
大切なので何度もお伝えします!
トイレトレーニングに無理強いは禁物です!
無理強いをしてしまうと、
- トイレそのものが嫌いになる
- トイレに行くことがストレスになる
- トイレトレーニングが進まなくなる
などいいことが一つもありません。
嫌がっているときや意欲が見られないときには無理強いはせず、対応の仕方を変えていきましょう。
楽しくトイレに行けるような工夫をしたり、「次は行こうね」と前向きな声をかけましょう。
失敗を責めない
トイレ「トレーニング」ですので、失敗するのは当たり前。
おもらしをしたから、おもらしの回数が多いからと言って、責めてはいけません。
おしっこが出たあとに知らされたとしても、「おしっこが出たことを教えてくれてありがとう」と言えるくらい寛大な心で取り組んでいきましょう!
失敗の片付けは大変だと思いますので、「3回失敗したらオムツに替えよう」などと回数を決めておくのもうまく付き合っていくコツです。
よっぽど失敗が多いときには、一度振り返ったりトイレトレーニングをお休みするなどの対応をしてもいいかもしれません。
〈参考記事〉
≫トイレトレーニングがうまくいかない!現役保育士が教えるトイトレの解決策
家庭・保育園と連携する
保育園に通っている場合、保育園・家庭ともに連携することが大切です。
保育園だけでトイトレを頑張っても、家だけでトイトレを頑張っても、どちらかでオムツが当たり前になっていたら意味がないですよね。
家での状況を保育園に伝え、保育園での様子も聞きましょう。
保育士さんは家での様子を聞いて、保育園での様子も伝えましょう。
どちらか一方に全部お任せすることはNGです!
子どものために、足並みをそろえていきましょう♪
トイレトレーニングがうまくいかないときの解決策
トイレトレーニングがうまくいかないときの解決策について、詳しくまとめています。
≫トイレトレーニングがうまくいかない!現役保育士が教えるトイトレの解決策
トイレトレーニングに欠かせないおすすめのグッズ
トイレトレーニングを進める上で欠かせないおすすめのグッズをご紹介します!
≫トイレに行くのが楽しくなる!トイレトレーニングに欠かせないおすすめのグッズ7選
まとめ:トイトレは子どもに合わせて進めよう!
今回は、トイレトレーニングの進め方についてお話ししてきました。
トイトレを進める上で大切なことは、子どもの発達に合わせることや無理強いをしないことです。
ときにはイヤイヤだったりうまくいかなくて止まってしまうこともあるかもしれませんが、焦ることはありません。
うまくいかないときの解決策や楽しくトイレに行けるようになるグッズなどもうまく活用してくださいね☆
スムーズなトイレトレーニングになるように、ポイントを押さえて進めていきましょう♪
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