こんにちは!現役保育士のsakiです!
最近子どもが言うことを聞いてくれなくて…
子どもたちにどんな声かけをしたらいいのかわからない…
子育てがうまくいかなくて毎日つらい…
子育てって悩みが尽きませんよね。
一つ成長を感じても、またすぐに別のお悩みがやってきます。
そこで、子育てのお悩みを持つパパママ・保育士さんたちの強い味方をご紹介します!!
子育てで悩んでいる人の強い味方!
それが、てぃ先生です!
この記事では、てぃ先生が出した子育ての本を2冊ご紹介します。
どちらも目から鱗のスゴ技ばかりで、読むだけですぐに実践できます!
これを読んだら、子育てをちょっと楽しくすることができて、子どもへ向き合う気持ちが楽になりますよ。
おすすめポイントを具体的にご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください☆
☆この本をぜひ読んでほしい人☆ ・子育てのお悩みを解決したいパパやママ ・子どもと関わる仕事をしている人 ・子育てや保育の仕方に悩んでいる人 ・楽しく子どもと関わりたい人
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はじめに:てぃ先生ってどんな人?
みなさん、てぃ先生ってご存知ですか?
てぃ先生は保育士として働きながら、TwitterやYouTubeなどで子育ての楽しさや子どものかわいい日常を発信しています。
私も尊敬する保育士さんのひとりです!
関東の保育園に勤める男性保育士。 保育士として勤務する傍ら、その専門性を活かし、子育ての楽しさや子どもへの向き合い方などをメディアなどで発信。全国での講演は年間50回以上。 他園で保育内容へのアドバイスを行う「顧問保育士」など、保育士の活躍分野を広げる取組にも積極的に参加している。 ちょっと笑えて、かわいらしい子どもの日常についてのつぶやきが好評を博し、Twitterフォロワー数は50万人を超える。子育てのハウツーを発信しているYouTubeも大人気。
「カリスマ保育士てぃ先生の 子育て〇×図鑑」著者紹介より
〈参考〉
てぃ先生のおすすめ本①子育てで困ったら、これやってみ!
てぃ先生のおすすめ本その①は「子育てで困ったら、これやってみ!」です!
「子育てに困ったら、これやってみ!」の概要
子どもに伝わるスゴ技大全 カリスマ保育士てぃ先生の 子育てで困ったら、これやってみ! 著者 てぃ先生 発行所 ダイヤモンド社 発行日 2020年11月4日
「子育てで困ったら、これやってみ」のおすすめポイント
この本のおすすめポイントをお伝えします♪
1:お悩みの場面ごとに分かれているからわかりやすい!
子育てで困ったことが場面ごとに分かれています。
例えば、
- お仕度
- お片付け
- お食事
- 睡眠
- 伝え方
などなどです。
それぞれの場面でも、さらに細かく・詳しく書かれているため、とってもわかりやすいです!
例えば「お食事」の場合・・・ ・食事に乗り気じゃないとき ・好き嫌いをするとき ・野菜を食べないとき ・食事が進まないとき ・食事のマナーの伝え方 など、細かい場面について書かれています!
いろんな場合の「困った」が載っているため、まだ遭遇したことのない困った状況も知ることができて、いざというときにも役に立ちそうです!
2:読むだけで簡単に実践できることばかり!
この本には、難しいことは一切書かれていません!
どれも身近なお悩みなのに、どれも簡単に実践することができます!
例えば… 「大人を叩いてしまうお子さん」がいるとします。 つい「叩いちゃだめでしょ!」「なんで叩いたの!」と叱ってしまいがち。 でも、子どもに悪意はありません。 そのほとんどは気を引きたかったり、かまってほしかったり、反応をおもしろがったり。 子どもにも理由があるんです! なので「だめ!」ではなく、「大人にかまってほしい」気持ちを満たすことが大切。 例えば「大好きだよ」と抱きしめて愛情を持っていることを伝えてあげたり、「(叩くのではなく)そういうときには手にタッチしてごらん」などと遊びに繋げたりするだけで子どもも満足します。
やり方を知るだけで、簡単に実践できますよ!
まずはやり方を知って、騙されたと思ってやってみることから始めましょう♪
私たち保育士も、実際に保育園でしている対応がいっぱい!
私たちも知らないような子どもとの関わり方も学ぶことができます。
本書から学べること
この本から学べることをピックアップしてお伝えします!
1:子どもが納得する・行動が自発的に、スムーズになる声掛けを知ることができる!
子どもへの声掛けの仕方って、難しいですよね。
実際に保育園での子どもたちへの声掛けの仕方も、お子さんの月齢・発達・性格・環境・その時の状況などによって全く変わってくるので、一概に「これが正しい!」とは言えません。
子どもが納得したり、自発的に行動してくれるような声掛けも、そのお子さんや状況によって異なるので難しいところです。
それでも、子どもの意欲をうまく掻き立てるような声掛けの仕方がたくさん載っています!
声掛けの目的・パターン・結果・ポイントなど、声掛けの仕方についても細かく書かれているため、とてもわかりやすいです!
2:悩みの種となる子どもの行動の意味まで知ることができる!
なんで○○したの!!
なんで○○しないの!?
と子どもに怒ってしまったり苛立ったりしてしまったりすること、ありますよね。
怒ってしまったことを大人げなかったと自分を責めてしまったり…
子どもを育てていたら、そんな場面は日常茶飯事です
でも、子どもがなぜこうしたのか・しないのか、その理由はわかりますか?
大人にとっては理解できないようなことでも、子どもにとってはその行動に理由があるんです!
その理由を知っていれば、怒ったり苛立ったりすることなく冷静に対応することができますよね。
この本では、子どものお悩み行動の理由をその時の心情や発達の観点からわかりやすく教えてくれます!
「子育てで困ったら、これやってみ!」を読んだ感想
子どもを育てていると、かわいいだけではありませんよね。
思い通りに動いてくれないことにイライラしたり、そんな自分が嫌になってしまったり…。
どうしたらいいのかわからないことが多くて「誰か助けて!」「どうすればいいのか教えて!」と心の中で思うことも多いかと思います。
この本では、
「こんな言い方をすればよかったんだ!」
「子どものこの行動にはこんな意味があったんだ!」
という気づき・学びが本当にたくさんあって私自身学ぶことが多く、実際に保育園でも役立っています!
うまくいくことが多くて「こんなにうまくいっていいの!?」と思わず笑みがこぼれてしまいそうです(笑)
うまくいかないことがあっても、子どもの行動理由・対策の仕方がわかっているので気持ちに余裕を持つことができます。
子どもと関わる上で、とっても大事なことだね!
詳細は、ぜひこの本を手に取って実際に見てみてください!☆
てぃ先生のおすすめ本②子育て〇×図鑑
てぃ先生のおすすめ本その②は「子育て〇×図鑑」です!
「子育て○×図鑑」の概要
子どもが伸びるスゴ技大全 カリスマ保育士てぃ先生の 子育て〇×図鑑 著者 てぃ先生 発行所 ダイヤモンド社 発行日 2021.11.16
「子育て○×図鑑」のおすすめポイント
この本のおすすめポイントをお伝えします♪
1:〇×の2つで対比されているからわかりやすい!
子育てのあるあるなことに対して、
- ×(もったいない)
- 〇(せっかくなら)
というようにわかりやすく対比されています。
例えば… 電車の中など、静かにしてほしい場所で走ったり跳ねたりして落ち着かないときどうしますか? ・×(もったいない) 「こら!じっとしなさい!」と言い聞かせて我慢させること。 でも子どもは欲求に素直なので、大人が静かにしていてほしいと思ったときにでもじっとしていることは難しいです。 ・〇(せっかくなら) 両手をつないで手をプラプラさせるなど、子どもの体を動かして「感覚欲求」を満たしてあげるといいです。 筋肉や関節に感覚を入れることで、体を動かしたい欲求が満たされ、落ち着きます。「あっちむいてほい」もおすすめです。
こんな簡単な方法があるなら、早く知っておきたかった!
2:〇×に加えて詳しい解説がある!
〇×だけではなく、子どもの行動や大人の関わり方についてさらに詳しく解説してくれています。
例えば前述の「落ち着かない場合」の例だと、
- なぜ落ち着かず走ってしまうのかという理由がわかる「感覚欲求」「前庭感覚」の解説
- 子どもの欲求を満たすための大人の関わり方
- 関わり方の例
などなど、詳しくわかりやすく教えてくれます。
子どもの行動の理由も解決策もしっかりとわかるので、そんな場面に遭遇しても冷静に対応できそうだね!
本書から学べること
この本から学べることをピックアップしてお伝えします。
1:子どもへの対応の仕方としていいこと・よくないこと
〇×でわかるように、子どもの対応の仕方としていいこととよくないことがわかります。
てぃ先生は〇を「せっかくなら」、×を「もったいない」と表記しているよ!
「×」でも決して悪いことではないという意味が込められているね。
子どもの対応の仕方に不安を感じたときには、「これで大丈夫かな?」「もっと他にいい方法がないかな?」と確認や勉強をすることもできます♪
2:大人も納得する褒め方・叱り方がわかる
子育てや保育をしていると、褒めることはもちろん叱らなければいけない場面も当然出てきますよね。
でも、叱ることってエネルギーを使うしイライラすることもあるし…。
子どもだって叱られることはストレスなので、もう悪循環ですよね。
- 叱ると逆に増えてしまう子どもの困った行動
- 叱る前にこれを言うだけでちゃんと話を聞いてくれるようになる
- 叱り方より叱る場所も大事
- 子どもに怒鳴らなくなるテクニック
などなど、「叱る」一つとってもこんなに目から鱗の技が載っています!
もちろん保育の現場でも役に立つし、子育て中のパパママにはぜひ見てほしいです!!
「子育て○×図鑑」を読んだ感想
自分の子どもたちとの関わりを振り返り、わかってはいたけれど余裕がないときにはこんな関わり方をしてしまっていたかも…と反省するところもありました。
それ以上に、「こんな簡単な声掛けひとつで解決するんだ!」という驚きも多く、
この本に出会ったことで保育に余裕を持つことができたり、子どもたちの行動や気持ちをより深く理解して保育できるようになりました。
てぃ先生は子どもたちのことをよく理解し、楽しく保育をされているので、私もなんだかてぃ先生に近づけたような気がします。
たくさん現場の中で活かしていきたいと思います!!
てぃ先生の子育て本、違いはあるの?どっちを選べばいいの?
2冊の本を紹介してきましたが、
じゃあどっちを選べばいいの?
と疑問に思う方もいるかもしれません。
どちらの本にもそこにしかない情報が載っているのですが、あえてどちらかを選ぶなら、
はじめに紹介した「子育てで困ったら、これやってみ」の方をおすすめします!
なぜかと言うと、
2冊を比べたときに”〇×”と2つの対応の仕方を比べていないため答えがすぐわかり、簡潔に読み進めることができるからです!
忙しくてさっくり読みたいパパママにピッタリ!
逆に、時間に余裕がありじっくりと読みたい方、”×”の方を知りたい方には「子育て〇×図鑑」の方がおすすめです。
「さっくり」読みたいか「じっくり」読みたいかで考えたらいいかもしれませんね♪
おわりに:子育てで悩んだらてぃ先生の子育て本を読んでみて!
今回はてぃ先生の子育て本についてご紹介しました。
子育て中のパパママや、保育士さんたちにとって、今回紹介したてぃ先生の本は子育てをする方の心強い味方になります。
子育てや保育がつらいと思っているときでも、「こんなやり方があったんだ!!」と目から鱗な技がたくさん載っています!
子どもたちが楽しく育つためだけではなく、パパママや保育士さんたちがほっと一息つくこともできる本です。
ぜひ一読してみてください。気持ちが楽になりますよ。
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